パレット通信18 2009年6月3日(水) |
6月になると紫陽花が奇麗なのでモチーフにも毎年この時期紫陽花が出てきます。
この時期の庭に咲く青い紫陽花は涼しげで僕も大好きです。
一昨年の紫陽花の絵と昨年の紫陽花の絵と今描いている紫陽花の絵を比べてみていかがでしょう?
毎年少しづつ変わっているはずです。
同じモチーフを繰り返し描くと少しづつ自分が変わっているのがわかります。
僕も最近小屋や家の絵ばかり描いています。
物を描くというのはそんなに簡単ではないですね。
写真を見てそっくりに描いても実際その「モノ」を描いたことにはなりません。
物の持ってる「本質」やそんなに大げさではなければ「雰囲気」や「たたずまい」やそんな感じを表すのもとても大変です。
何度も何度も同じ物を描いてその「モノ」を感じてきたり、わかってきたりするようです。
モノがわかってくるというのは自分との関係や自分のモノの見方がわかってくるのでしょうか?
でも、なかなかできないですね。
実は今日も写真を撮り忘れたのでうだうだ御託を並べているのです。
パレットの会のお一人がHPで3月の市民ギャラリーの作品写真を掲載してくれています。
写真も丁寧に撮られているので僕が適当に撮った写真を見るよりずっとわかりやすいです。
アトリエFをご覧下さい。