蕗のとう通信25 2009年3月19日(木) |
先週開かれた市民ギャラリーでの展覧会の反省会も兼ねてお茶を飲みながら意見交換をしました。
展覧会を開くと、多くの方からいろいろ感想や意見を伺うことができます。この絵が好きだとか、あの方の絵が良い、というお褒めの言葉や肯定的な言葉もうれしいのですが、中には厳しい意見や批判的な見方をする方もいらっしゃいます。実は、そうした意見こそとても大切で有り難いと思っています。絵の見方は人それぞれ違います。Aさんが好きな絵はBさんがきらいだったり、明るい奇麗な絵が好きな人もいれば、重く暗い考えさせられるような絵が好きな人もいます。大切なのは自分がどんな絵が描きたいのかをしっかり持つことです。そうでなければ人の意見や流行にまどわされて自分の持ち味を出せなくなってありきたりの絵になってしまいます。今日は少しの時間でしたが絵に関していろいろな意見や考え方を聞けてとても有意義でした。
友人や仲間同士ではあまりお互いの絵について話さないことがあります。でも良いことも悪いこともいろいろ話して自分の意見を言うことこそ大切なことだと思います。
展覧会はそんな会話ができる最高の場所なのです。