蕗のとう通信22 2009年2月19日(木) |
2月のモチーフは前回紹介したコーヒーミルやアーティチョークの他もう一つありました。
マーガレットとレンガ、ザクロなどです。

ブリキの缶に入ったマーガレットは清楚で美しい花ですが、描くとなると難しいですね。
レンガ、ブリキ、生花とドライのざくろ、布など
モチーフの素材も様々でよく考えられています。
展覧会が近づいているので額の話。
絵を描いていると完成した作品とともに増えてくるのは額です。
油絵用の額や水彩やパステル用の額など値段も安くはないし場所もとります。
また、絵によって合う額と合わない額があるので、額選びも難しいです。
僕は油絵は基本的に額に入れないでそのまま壁に掛けるように展示しますが、
場所によっては額が必要な時もあります。
そんな時は、なるべくシンプルな色合い、白、グレー、木地の色の箱額を使うようにしています。
でも、額は好みもあるし、飾る部屋のインテリアなどともかかわってきます。
ただ、描く方にとってはあまり額ばかり増えても困るのでシンプルなものだと使い回しができるので便利です。水彩などをいれる額はマットを入れるので絵より大きめの物を買います。
額屋さんに絵を持っていって大きさやマットの色なども相談にのってもらうのが良いと思います。
水彩などはだいたい使う紙の大きさが決まっていれば合わせたサイズの額とマットがあれば絵だけ入れ替えられるので便利です。自分で気にいった作品は額に入れてみると、一段と良く見えるので不思議です。
そこそこの絵も額装するとそれなりに見えるし・・・・。
出品作品が決まって額装して箱にいれると、娘を嫁にだすような気分になります。
できれは、出戻らずにしかるべき方に買われて末永く愛されることを願うのですが・・・。