アトリエ蒼通信47 2009年2月10日(火) |
新所沢のアトリエ蒼の火曜日の教室。
来月にはこの教室の展覧会があるので、そろそろ出品作品を選んで、未完成の物は完成
させたいので少し熱が入ります。
もともと、絵を描くという行為はとても地味な行為です。
部屋にこもってコツコツ描く訳です。
写真や映画やテレビやパソコンなどがでてきて、ボタン一つで写真や動画が撮れてしまい、パソコンをちょこっと触ると簡単に画像を作れる時代になっても、鉛筆や絵具や筆を使って、時間をかけて描くのです。そんな地味な行為が初めて日の目を見るのは展覧会です。
展覧会は歌手にとってはコンサート、役者にとっては舞台にたつのと同じようなもの。
ただ、作者はあくまでも裏に廻って作品が主役です。
僕も初めて展覧会に作品を出品した時はとても緊張して、自分の心の内側をさらけ出しているようで少し恥ずかしい気がしました。
その気持ちは今になっても変わりませんが、その緊張と気恥ずかしさが展覧会の醍醐味だと思います。
3月は、アトリエ蒼展のほかにも蕗のとう絵画サークルとパレット絵画会の展覧会も開催します。皆さんの1年間のコツコツの成果が見られるのが楽しみです。
きょうの作品。油絵は制作途中なので完成したパステル作品を掲載します。

踊っているようなバラの花とライム。いつもながら楽しい絵です。