エアーブラシ通信61 2010年10月9日(土) |
エアーブラシには型紙などを使って描く方法と全く使わないでフリーで描く方法がありますが、今日は生徒さんの一人が使っていた面白い型紙を使った作品を紹介します。
伊勢型紙という伝統工芸の技法を使ったものです。一度作れば何度か使えるように紗張りしてあります。これを型紙にして和紙にエアーブラシで描きました。それにしてもカットが細かいです。見せていただいたものにはもっと細かい絵柄もありました。
右が吹き終えた後の伊勢型紙。左が作品です。
上の写真は何かというと、模様の形に透けている和紙を型紙にしてエアーブラシで吹いたものです。
左が型紙、右が和紙にブラシで吹いたもの。違う形の型紙と合わせて使ったりすると面白い表現ができそうです。
型紙は自分で作ったものでなくても、砂や石ころ貝殻を置いて型にしても良いし、網やパンチングメタルや紙のレース、実物の落ち葉や草なども使えます。雲を表現するのに綿を置いたり、ちぎった紙で岩なども表現したりもできます。
それらを自分の作品にどう使うかはその人のセンスが出ます。アイデアしだいでは見たこともない面白い作品になるかもしれません。